学生の皆さんへ
大学生・大学院生の研究について
宇宙科学研究本部は,国立大学共同利用研究機関としての機能を持ちますので,多くの大学生・大学院生が宇宙理学/工学に関連した研究を行っています.宇宙機は総合システムであるため,一専門家だけでは,「飛翔体」に作り得ません.当研究室では,突入カプセルや惑星探査プローブなどの研究を行っていますが,材料の専門の先生,軌道の先生,通信の先生とも密接にディスカッションを行いつつ,関連したミッション機器など種々のシステムの研究も進めています.
学生の受け入れ
大学生/大学院生であれば,特に資格などが必要ではありません.決定するまでに最も重要なことは,本人と指導教官および大学間でこの件に関する了解を成立させることです.了解ができた場合は,今いる大学に席をおいたまま,宇宙研で研究活動を行うことになります.授業/単位数などの規定はすべて所属する大学のものが適用され,大学で授業を受け,卒論/修論/(学位論文)の研究のみを宇宙研で行うことになります.
どんな専門分野が必要?
種々の分野の複合研究です.必要に応じ他分野の先生からの指導も合せて総合的研究が可能です.材料が専門なら,耐熱材料の研究.流体が専門なら誘導加熱プラズマ流発生器や熱空気力学の実験.応物系でレーザ吸収分光等,飛行力学,揚力型カプセルの誘導制御等々.
期間は?いつから?
受け入れの方法によって異なります.大学生/大学院生を対象とした「技術研修生」は随時受け付けています.大学院生を対象とした「特別共同利用研究員制度」は年2回(春と秋)の受け付けとなります.詳細はJAXAホームページをご覧ください.
手続きは?取りあえず話を聞きたい
指導教官や大学の許可を得るのもまずは,「宇宙研で研究したい」という本人の強い意志と情熱を見せるところから始まります.そのような決心をするためにも取りあえず研究室を見に来てください.連絡先はこちらです.